習熟度別授業(能力別授業)の賛否→教職原理より。

 これを読む前に習熟度別授業は賛成ですか??反対ですか??
 今日、教職原理2という授業で、小学校での習熟度別授業についてのビデオをみた。この授業形式は簡単にいうと基礎クラスと演習クラスとクラスを分けると言う意味を示している…。普通の授業形式は40人ぐらいのクラスの中間に位置している子に合わせて授業をおこなっている。
ある、群馬の小学校では、算数のテストの平均が全国平均を下回ったから習熟度別授業を開始したという。
開始した結果、全国平均を上回る結果が出たと言う。

  • 習熟度別授業を受けた子の反応
    • 算数が好きになった    →81%
    • 算数がわかるようになった →85%
    • 嫌いだった算数の授業が…『まだかまだか』と待ち遠しくなった。
    • 成績が上がった。と結果は良いものが出ているが保護者の反応は…。
  • 保護者の反応
    • 基礎クラスと演習クラスと学力格差が出る
    • できる子、できない子と区別される。 と微妙な反応が出ている。

そこで、普通の授業では

  • 普通の授業では
    • 全員同じ授業内容が受けられて公平である。
    • 理解していない子がいるのに先に進む、できる子が退屈する。
    • できない子は、理解できずに意欲をなくす。
    • できる子の伸びるものも伸びなくなる。などがあり公平であるが問題点もある。

クラスわけの方法(初期)
最初にテストを受ける→結果でクラスわけ。
すると、生徒は劣等感があると言い教師達は会議を開き、テストを受け→結果から先生がアドバイスをするといった形式を取った。この形式は子供達もそれを理解したうえで選択しかたら好評であった。
ある子は、先に進む前に次の単元テストを受けて高得点を取り演習クラスに入ったが、その授業の形式が合わないと思い悩んでいた…その演習クラスの授業形式は、最初に一通りにやり方を教えてからそれからは、次え次えと問題プリントを解かしていた。
その子は、先に進む人が気になって落ち着いて勉強ができないと言っていた。そして、親とまず相談しテストができているが、自分にあってないなら基礎クラスに行きなさいという。
コース変更をしった教師は、生徒と面談をし、その子の気持ち、心境を理解したうえでそのコース変更を受け入れた。
そして、そのこは基礎クラスで初めて100点を取ったと言う。まさしくその子に基礎コースは合っていたのであろうし他の子も高得点を取り全体の底上げになりできる子もかなりの伸びをみせていた。
クラスわけの方向
テスト→先生からのアドバイス→家庭で相談→コース決定というくらすの分け方は、とくに先生からのアドバイスが重要なとこで結構いい指導をしていた。
結果をみて、私は賛成と思った。授業の形式を納得したうえで授業を受けているし、全員の学習意欲が見られるようになり、分かる喜びを味わっている。私は、その『分かる喜び』が重要だと思うから習熟度別授業は賛成であるが、学力格差の問題がきになる…これを埋めるにはどうしたらいいのか…??難しい問題である。みな、平等で行くべきなのか…しかし結果が良いものを示し子供達も喜んでいるから賛成だ。
ちょっと、分かりにくい文ではありますが、皆さんは賛成ですか??反対ですか?? これからしばらく続いていく問題であろう…。そしたら、大学の授業はどうなるねんなぁ〜(笑)